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岡山県浅口市の山の上にある岡山天文博物館のスタッフブログです。

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見えるかな?アイソン彗星が接近中!
今年は彗星イヤー!この春に注目を集めたパンスターズ彗星は、期待よりも暗く、肉眼でやっと見えたかな?という感じで少し残念でしたが、この秋にも期待の大彗星・アイソン彗星がやってきます!

まず。そもそも彗星とは、いったいどんな天体なのでしょう?

彗星は、長い尾を引くことから「ほうき星」と呼ばれています。私たちを楽しませてくれる天文ショーのひとつですが、昔は不吉なことが起こる前兆ではないかと恐れられていました。なんと1910年のハレー彗星接近では、彗星の尾に毒ガスが含まれているという噂が流れ、パニックになったという記録も残っています

彗星は地球と同じ太陽系天体のひとつです。はるか太陽系の果てにあるオールトの雲やカイパーベルトからやってきて、太陽の近くにくると大きな尾を放ち、また宇宙の彼方へと帰っていきます。その周期はさまざまで、数十年から数百年という一定の周期で太陽の近くへ戻ってくるものもあれば、軌道が放物線のため、一度姿を見せて二度とやってこないものもあります。
彗星の本体は主に、水、メタン、アンモニア、二酸化炭素、チリ粒などからできている直径10km程度の大きな汚れた雪だるまです。彗星の生まれ故郷である太陽系の果てはとても寒いため、たくさんの氷の粒が集まっています。彗星の核についた氷は、太陽の近くに来て温められるととけて蒸発し、ガスになります。それが尾です。ガスは太陽からの風に吹かれて太陽と反対側の方向に長細くひろがるため、それがほうきのように見えるのです。尾には2種類あり、水蒸気の中に塵や金属が混ざって白く見えるダストテイルと、イオン化されたガスからなる青いイオンテイルが見られます。

いま注目を集めているアイソン彗星は、2012年9月21日(世界時)、彗星ハンターとしても活躍中のネフスキー氏とノヴィチョノク氏によって発見されました。しかし発見当初は丸い星のような形だったため彗星とはわからず、後に他の観測者たちによって彗星だということが確認されました。そのため、2人の名前ではなく、2人が所属する国際科学光学ネットワーク(略称ISON)から「アイソン彗星」と名づけられました。

現在、すでに各地の望遠鏡で観測されているアイソン彗星は、肉眼では11月下旬から見えるかも?と期待されています。彗星が太陽に最も近づく近日点通過は 11月29日(日本時間)。それまで順調に明るくなれば、夜明け前の南東の空に、11月中旬には双眼鏡で、11月中旬には肉眼で見えるだろうと予想されています。そして近日点通過の前後には、はっきり美しい尾が見れるかも!(ただし近日点通過前後の数日間は、非常に太陽に近いため、観測は難しくなります。)

アイソン彗星は、①彗星の本体そのものが大きい。 ②太陽の表面のすぐ近くまで接近するため、急激に明るさを増し、立派な尾を見せてくれる可能性がある。 ③軌道の関係から、彗星を真横から見ることができるので、長い尾をしっかり見ることができる。 など、あらゆる点で最高の条件がそろっているので、歴史的な大彗星になるのでは? いや、なって欲しい! と期待が高まります。しかもパンスターズ彗星同様、軌道が放物線のため、最初で最後の大接近なので見逃せません。
一方で、太陽に非常に近づく彗星は、近日点通過の際に、彗星の本体が分裂したり崩壊したりして、粉々になってしまう可能性もあります。でももしかしたら、この本体が分裂したときに、ものすごく(もしかしたら月ぐらいに?)明るくなるのでは? という情報も。

さてアイソン彗星はどうなるのでしょう? しばらくは、ぜひ明け方の南東の空に注目しましょう!

ただいま博物館では週末に「ミニ天文講座 アイソン彗星に注目!」を開催中です。もっと詳しく、最新情報を知りたい方はぜひこちらへ
ミニ天文講座 アイソン彗星に注目!

また全国で「アイソン彗星を見つけよう!キャンペーン」もはじまりました。ぜひチェックを!
アイソン彗星を見つけよう!キャンペーン

岡山でのアイソン彗星の見え方
※ 場所によって時間など異なります。
※ 赤丸がアイソン彗星の位置。毎日どんどん動いていくので注意!
アイソン彗星の見え方
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